この度、選手兼スタッフの岡田 俊祐選手が現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。
2025シーズンはフロントスタッフとして引き続き共に戦っていただきます。

●岡田 俊祐 – Shunsuke Okada

出身:山口県防府市
ポジション:DF
生年月日:2001年11月29日
身長体重:173cm/67kg
経歴:FC大道 → レノファ山口U15 → 芝浦工業大学柏高校 → 筑波大学蹴球部

皆さま、いつも多大なるご声援、ご支援、誠にありがとうございます。
この度、関東社会人サッカー大会を最後に、選手を引退する決断をしました。

この報告で悲しませてしまう人もいると思います。選手としての自分を応援してくださっていた皆さん、特に自分のユニフォームや横断幕をもって応援してくださっていた皆さんには本当に申し訳なく思っています。そして、このような引退後の報告となったことも申し訳ありません。決断はとても悩みましたが、自分のこと、チームのこと、色々なことを踏まえて、今だと思い決断しました。

結果がすべて。関東大会で負け、NAGAREYAMA F.C.でサッカーをするということはそういうことだと改めて感じました。一年間、現場、経営、その両面を誰よりも見ていく中で、選手ではなくスタッフとして、経営の面からNAGAREYAMA F.C.に結果をもたらしたいと思ったことが、決断の理由の一つです。
最後に結果を決めるのは選手です。しかしその裏には、監督、コーチ、マネージャー、経営側のスタッフがいます。さらには、そのすべてを支えてくれるサポーターの皆さん、パートナー企業の皆さん、その他にも関わってくださるたくさんの方々がいます。そのすべてが、欠かせない役割で、必要不可欠な存在です。その中で、自分は経営の役割で、チームに貢献し、結果をもたらしたいと思いました。それは、選手としてピッチで戦いながら、スタッフとして経営を見た自分だからこそできると思いました。結果から逆算して、経営の側面から計画を立て、それを実行します。遠い試合会場まで来て声を枯らしてくださる方、快くクラブに金銭的支援をしてくださる方。そんな仲間の期待を背負って、来年は絶対に、結果で責任を果たします。

ただ、実を言うと、気持ちとしては、最近が人生で一番サッカーが楽しく、やめたくないです(笑)
6歳でサッカーを始め、段々と夢のため、誰かのため、明日のためのサッカーになっていました。そのサッカーも、もちろん尊く素晴らしいものでしたが、今年はそれよりも、サッカーを始めた頃のように純粋にサッカーを楽しんでいました。それに最近は、NAGAREYAMA F.C.の仲間たちともより一層理解しあえて、先輩たちにもたくさん助けてもらえるようになりました。今は本当に居心地がよくて、みんなと離れることがとても寂しいです。
このような感情をかみしめながら、引退します。ここで失うモノが、これからの自分を奮い起こしてくれる、そのエネルギーをクラブのために、子どもたちのために変えていきたいと思います。

最後に、NAGAREYAMA F.C.は本当に素晴らしいクラブだと思います。このクラブには代表の安芸さんをはじめ、想いやりとリスペクトに溢れる素晴らしい人たちが集まっています。日本中を見渡してもこんなチームはそうそうないと思います。そんな人たちが流山の子どもたちと交わって、街に温もりを醸し出す。そして、その温もりが伝播し、次第に広がっていく。自分はそれが本気で、日本の、世界の、希望になると思っています。そんな可能性のあるクラブをより日の目の当たる場所に連れて行く。そんなクラブを創っていく。それは自分の使命であり、生きる目的の一つです。

これまで、選手としての自分に関わってくださった皆さん、選手としての自分を最後まで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。